目次
レビュー概要
トレードルールタイプの本です。
※著者が実際にトレードに使用しているトレードルールを説明している本です。
(i)トレードルールで儲けることはできるか?
→3点/5点
(ii) トレードルールにあいまいさはないか?
→3点/5点
(iii) トレードルールは実践しやすいか?
→5点/5点
※以下の記事に基づいてレビューしています。
FX書籍を評価・レビューするポイントをまとめてみた。
評価理由
(i) トレードルールで儲けることはできるか?
以下の記事で検証しています。
『田平雅哉のFX「スイングトレード」テクニック』(田平雅哉)の手法を検証する
十分に儲けることができているとは言い難いので、3点としています。
(ii) トレードルールにあいまいさはないか?
エントリーのタイミングがあいまいです。
また、エグジットはどのようにすればいいか指針は書かれていますが、具体的なトレードルールは書かれていません。
そのため、3点としています。
(iii) トレードルールは実践しやすいか?
インジケータの組み合わせはシンプルなので、5点と評価しています。
本の感想
本書の前半は、FXに対してどのように向き合えばいいかという概念的な話がメインです。
後半は、どのようにインジケータを組み合わせ、トレードするか書かれています。
個人的にこの本で一番印象に残ったのは5章5節「テクニカル指標の精度と合成の誤謬」(p102)です。
この節では、どのようにテクニカル指標を組み合わせればいいか指針が書かれています。
テクニカル指標は組み合わせによっては、全く意味がないことを指摘しています。
テクニカル分析を重視する人には一度読んでほしい内容が書かれています。
本書では、MACDとスローストキャスティクスを組み合わせた手法が紹介されています。
なぜ、MACDとスローストキャスティクスの組み合わせがよいのか論理的に納得できるように書かれており、非常に腑に落ちました。
惜しむべきポイントとしては、インジケータの最適な組み合わせは書かれていても、具体的にどのようにトレードすればいいか書かれていません。
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