『FXスキャルピング ティックチャートを駆使したプライスアクショントレード入門』(ボブ・ボルマン)の感想・レビュー

レビュー概要

トレードルールタイプの本です。
※著者が実際にトレードに使用しているトレードルールを説明している本です。

(i)トレードルールで儲けることはできるか？
→未検証

(ii) トレードルールにあいまいさはないか？
→評価しない

(iii) トレードルールは実践しやすいか？
→3点/5点

※以下の記事に基づいてレビューしています。
FX書籍を評価・レビューするポイントをまとめてみた。

評価理由

(i) トレードルールで儲けることはできるか？

本書では70ティックチャートを推奨しています。
※70ティックチャートとは、70回約定(ティック)するたびに新しい足が作られるチャート

普通の時間軸に基づいたチャートと異なるので、MT4で検証することができず、未検証としています。

(ii) トレードルールにあいまいさはないか？

トレードルールの解説が難解で全部の内容を理解できていません。
自分が評価できるレベルではないので、評価はしません。

(iii) トレードルールは実践しやすいか？

・ティックチャートと呼ばれる特殊なチャートを必要とする
・7つのチャートパターンを学ぶ必要があり、その難易度が高い
以上の点から3点と評価しています。

本の感想

本書は非常に難解です。

著者の名前から想像がつくかもしれませんが、この本は海外で書かれた本を和訳したものです。

内容自体難解な上に、和訳独特のわかりづらい言葉遣いで、読み解くのに苦労します。

正直、私自身は30％ぐらいしか内容を理解できていません。

本書は、よくある1つのトレードルールを扱った本ではなく、勝ちやすい7つのチャートパターンとその時の仕掛けの仕方を解説した本です。

チャートを見て、トレーダー間でどのような心理的なやり取りがあったかをこと細かに解説されています。

チャートの裏側に潜んでいるトレーダーの心理の動きを学ぶ上で、本書は優れた本です。