概要
この記事では、『FXチャート実践帳・スキャルピング編』(二階堂重人)に記載されているトレードルールをもとにEAを作成します。
また、作成したEAが儲かるかどうか検証結果を記載しています。
トレードルールの確認
『FXチャート実践帳・スキャルピング編』(二階堂重人)に記載されているトレードルールを確認します。
エントリー(買い)の条件
以下の6つの条件を全て満たした際に、エントリーする。
※条件1~条件6は同時に満たすのではなく、条件1→条件2→…→条件6の順番に満たしていく
条件1 急騰か大きく上昇してセンターバンドが上向きになっている
条件2 ストキャスティクスが80パーセント以上になる
条件3 +2σと-2σの間隔が目安以上に広がる
条件4 陰線を中心にして下落
条件5 ストキャス... 続きを読む
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現象
MT4でバックテストした際に、以下のような現象に私はぶち当たったことがあります。
・パラメータは変えていないのに、以前検証した時と比べて結果が悪くなった。
・同じEAを使っているはずなのに、他の人と検証結果が異なる。
スプレッド
土日に冒頭のような現象が発生したスプレッドの設定を疑ってください。
MT4で検証する際に、スプレッドの値を何も指定していない場合、現在のスプレッド値が使用されます。
土日の間は、現在のスプレッド値が大きいことが多いです。
その結果、テスト結果が悪くなります。
原因
土日の間は、現在のスプレッド値が大きくなる原因はわかっていません。
(以下、自分の予測です。)
土日の間、主要市場は閉まりますが、取引が全く行われないわけではありません。
イスラム教徒が多いアラブ... 続きを読む
はじめに
以下の記事で『最強のFX 1分足スキャルピング』(ぶせな)の手法を以前検証しました。
『最強のFX 1分足スキャルピング』(ぶせな)の手法が有効か検証する
その後、自分以外にも検証している人がいるだろうと思い検索してみたら、記事が見つけました。
http://abitra.hatenablog.com/entry/2019/05/22/035112
この記事によると、エンベロープの偏差0.10ラインを使用するのではなく、エンベロープの偏差0.15のラインを使用すると結果がよくなったという旨が記載されています。
本記事では、この事実が本当かどうか確認します。
ソースコード
※以下のソースコードは、
『FXメタトレーダー実践プログラミング (現代の錬金術師シリーズ)』(豊嶋久道)
で紹... 続きを読む
RSIとは?
以下の記事を参考にしてください。
RSIとは?使い方や注意点について解説
よくあるトレードルール
RSIを使用したトレードルールは以下のような逆張り手法として使用されます。
エントリールール
・RSIが70以上
→売る
・RSIが30以下
→買う
トレードルールのあいまいな箇所
(1)どのタイミングエントリーを判断するか?
・最新の足が確定するまで待つか?それとも待たないか?
(例) 1本前の足の終値を使用するか?(CloseまたはOpen)
現在の足の値段を使用するか?(Close)
・RSIが一定の値を超えて、しばらく様子を見るか?
(例) RSIが70以上になってから5分以上経過したらエントリーする
・RSIの値が戻るタイミングでエントリーする
(例) RSIが75になっ... 続きを読む
RSIとは?
RSIとは、「Relative Strength Index」の略語です。日本語に訳すと「相対力指数」となります。
RSIは0~100までの値をとり、一定期間でどのくらい値段の上昇があったか示します。
値段が一本調子で上昇するなら、値は100に近づきます。
逆に、値段が一本調子で下降するなら、値は0に近づきます。
RSIの計算式
以下のサイトがわかりやすいです。
https://www.fxbroadnet.com/tech/technicalchart/tech09.jsp
https://kabu.com/investment/guide/technical/08.html
RSIの使われ方
RSIはオシレーター系のインジケータで、レンジ相場で使われます。
RSIが70(8... 続きを読む
動機
MT4の検証モデルに、全ティック(利用可能な最小時間枠を使いすべてのティックを生成する、最も正確な方法)という方法があります。
1分足のシステムトレードの検証を全ティックで行った場合に、どのようになるのだろうかという疑問がわきました。
もしも自分が上司に、明日までに疑似ティックを作成するロジックを作れと命じられたら、以下のような感じにロジックを組むと思います。
・陽線の場合、以下のように値段を推移する
Open→Low→High→Close
・陰線の場合、以下のように値段を推移する
Open→High→Low→Close
さすがにこんな単純なロジックではないよねと思い、調べました。
(こんなショボいロジックだったら、正確に検証できないので)
調査
一番参考になったのは、以下のMetaQ... 続きを読む
はじめに
スキャルピングを扱った『最強のFX 1分足スキャルピング』(ぶせな)の手法が有効か確認します。
まずはこの本で紹介されているトレードルールから見ていきましょう。
トレードルール
エントリールール
・1分足で、エンベロープの偏差0.1%のラインにタッチ
※偏差0.1%ラインだけでなく、0.15%、0.2%、0.25%、0.3%、0.4%も使用する。
・タッチ後、ヒゲがでる(反転を確認する)
※偏差0.1%は0.15%の場合は、1回分値段が反転したら、エントリーする。
※偏差0.2%以上の場合は、2回分値段が反転したら、エントリーする。
エクジットルール
・利確、損切は2Pips
その他ルール
・一度エントリーしたら、平均移動線にタッチするか、より偏差の大きいラインにタッチするまで、エ... 続きを読む
ヒストリカルデータ(hstファイル)とは?
過去の取引データを記録したファイル。
値段の始値、高値、安値、終値などの情報が入っている。
(外部参考記事)
https://www.mql5.com/en/forum/149178
ヒストリカルデータ(hstファイル)の保存場所
MT4を開き、左上の「ファイル」タブを選択して、「データフォルダを開く」をクリックする。
その後以下のパスまで移動する。
history\(サーバ名)
ヒストリカルデータの直接中身を見たい
メモ帳とかのテキストエディタで中身を見ることができるかと思っていたが、できなかった。
最初は文字化けかと思っていたが、調べてみた結果、中身の情報がテキストデータでなくバイナリデータのためだとわかった。
バイナリデータをCSVに変換す... 続きを読む
概要
スキャルピングの手法を扱った『最強のFX 1分足スキャルピング』(ぶせな)という本があります。
この本は、スキャルピングの手法なのに、週に1回程度しか取引するチャンスがないというコメントがAmazonのレビューに記載されています。
この記事では、これが本当かどうか確認します。
確認方法
1分足で、エンベロープの偏差0.1%のラインにどれだけタッチするか調べます。
エントリールール
・エンベロープの偏差0.1%のラインにどれだけタッチしたら、逆張りする。
エクジットルール
・平均移動線に交差する。
※この本で紹介されている手法は、損切やエントリータイミングに条件はあります。
ただ、取引チャンスがどれくらいあるか調べるには、このトレードルールで十分かと思われます。
※このトレードルールだと... 続きを読む
概要
『最強のFX 1分足スキャルピング』(ぶせな)という本があります。
この本は、エンベロープを使用した手法を紹介しています。
本記事では、この本で使用されているエンベロープの設定がすぐにできるようなインジケーターを作成しました。
この本の手法では、以下のラインを引きます。
・平均移動線
・エンベロープ(偏差が0.10%、0.15%、0.20%、0.25%、0.30%、0.40%)
MT4の制約上、一度で8本のラインまでしか引けないので、インジケーターは2つに分けて作成しました。
ソースコード
平均移動線、偏差0.10%、偏差0.15%、偏差0.20%用
偏差0.25%、偏差0.30%、偏差0.40%用
インジケーター
(1時間足)
(1分足)
1分足で使用すると、偏差0.25%の... 続きを読む