EAを1年近く作成して感じたことを振り返る

動機

どうして、そもそもEAを作ろうと思ったか振り返ると、勝てるEAが作成できたら、無限にお金を稼ぐことができると思ったからです。

今でも勝てるEAを作成できたら、それをもとにいくらでもお金を稼げると信じています。

例えば、年利10%のEAを作成できた場合、自分の資金が100万程度しかなければ、年間で10万にしかなりません。

ですが、勝てるロジックがあれば資金を膨らませることができます。

このEAを使用したいという人を探して、資金を集めるなどやりようはいくらでもあります。

そして、勝てるEAは必ず作成できると考えています。

なぜなら、FXで少なからず勝っている人がいるという事実があります。

そして、人の行う判断などは、プログラムで実装できると思っています。

EA作成のアプローチ

今まで自分がEAを作成する際は、書籍とかで紹介されている手法をもとに作成することが多かったです。

しかし、このアプローチで作成したEAが満足するほどの結果を残すことはほとんどなかったです。

理由は以下の2つです。

1：エントリーした後の判断力がない
2：言語化できていない経験に基づく判断がない。

1：エントリーした後の判断力がない

書籍の中で、エントリーは細かく指定されていますが、エグジットはあまりかっちり決められていないことがままあります。

また、決められていても利確・損切程度です。

利確付近に近いけど、勢いがあるからもう少し利確は待とうなどの柔軟な判断を不得手としています。

せいぜい、トレーリングストップ程度で、それ以上細かい制御判断をEAに組み込むことはあまりないです。

つまり、エントリー後の状況判断をリアルタイムで行うことが苦手です。
※不可能とは言いませんが、この手の状況判断の実装は難しいです。

2：言語化できていない経験に基づく判断がない

EAは、以下のような全体の状況判断があまり得意でないです。
・チャートの形
・上位時間足の状態
・トレンドなのかレンジなのか

状況判断をプログラムのロジックの作成をできないとは言いませんが、あまりに多くの判断基準を持っていると検証の際にどの判断基準が効いているのか不明瞭になってしまいます。

今後の展望

自分が今後考えているアプローチはAIを使用したものです。

自分の思考ルーチンをそのままプログラムとして実装するアプローチだと、どうしても自分の実力以上の結果を残すEAはできません。

AIを使用することで、今までのアプローチで限界を感じていた部分に対しても対処できると考えています。

個人的に不安に思っているのが、同じようなデータを使って学習させたら、結局似たようなAIができるのでは？と妄想しています(これから勉強するので、どうなるかわかりませんが)。

似たり寄ったりのEAを使用することになり、儲かる人がいなくなったりする未来はないとは思いたいです。