目次
レビュー概要
トレードルールタイプの本です。
※著者が実際にトレードに使用しているトレードルールを説明している本です。
(i)トレードルールで儲けることはできるか?
→3点/5点
(ii) トレードルールにあいまいさはないか?
→4点/5点
(iii) トレードルールは実践しやすいか?
→4点/5点
※以下の記事に基づいてレビューしています。
FX書籍を評価・レビューするポイントをまとめてみた。
評価理由
(i) トレードルールで儲けることはできるか?
以下の記事でこの手法を検証しています。
→『FX革命! 短期間で爆発的に儲かるハイレバレッジ投資法』(南緒)の手法を検証する
プロフィットファクタの値は悪くはないですが、取引頻度が低いため、3点と評価しています。
(ii) トレードルールにあいまいさはないか?
明確なエグジットのルールがないため、4点と評価しています。
(iii) トレードルールは実践しやすいか?
5分足、30分足、2時間足、4時間足のチャートを同時に開く必要があります。
また、MT4では、2時間足のチャートを表示する機能が標準で用意されていません。使うシステムによっては、2時間足のチャートを表示できない可能性があります。
以上から4点と評価しています。
本の感想
本の前半では、FXに対する著者の考えや体験談が記載されています。
正直読み飛ばしてもいいと思います。
本の後半では、自分がどのようにトレードしているか記載されています。
本書の一番の目玉は、5章と6章の間にある袋とじです。
この約10ページだけ読めば、著者が開発したトレードルールを理解することができます。
トレードルールは、押し目買い・戻り売りを狙った手法です。
複数の時間軸をもとにトレンドを把握する手法は、非常に参考になりました。
検証したいこと
この本を読んで、以下の内容を将来的に検証したいと思いました。
備忘用にメモを残しておきます。
・袋とじの内容(p145)
→『FX革命! 短期間で爆発的に儲かるハイレバレッジ投資法』(南緒)の手法を検証する
で検証済
・3つの市場でのラインブレイク(p168)
市場を東京市場・ロンドン市場・ニューヨーク市場に分割して考え、高値・安値のラインブレイクを狙う手法です。
『FX 「シグナル」を先取りして勝つ! -稼ぐ人はなぜ相場の動きを読めるのか?』(松田哲)というこの本とは別の本でも、3つの市場に注目しています。
3つの市場に分けて、分析するのが有効か検証したいです。
・はらみ線の検証(p190)
『あの4億円脱税主婦が教えるFXの奥義』(池辺雪子)という本でも、はらみ足には注目しています。
複数のFXの著者で注目しているというのなら、何かエッジがあるのではないかと思っています。
・指値発表(p194)
指値発表に特化したEAを作ったことがないので、作ってみたいという思いがあります。
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